読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

トランプ劇場に終わりは来るのか。賛否両論のテラハ現象が今後もたらす未来について考えてみた

 

1月20日に行われた第45代 ドナルド J トランプ大統領就任式。

就任式の日にはアメリカ各地でデモや集会が起こり、翌日の21日には、女性、移住者などのマイノリティーの権利を訴える大きなデモが起こった。

ポートランドでも、選挙の結果の反対デモでは約120名の逮捕者が出て、就任式の日には警察が催眠スプレーを使って暴動を抑えたりとなかなか激しい日々だった。

 

わたしも実際に、Youtubeで就任式のスピーチを観たけど、なんだか胸騒ぎのするような不吉なスピーチに思えた。何故ならば、

 

「アメリカ」という言葉を多く使用していたから。

 

 

f:id:na__chan:20170123094018p:plain

http://www.wsj.com/articles/donald-trump-strikes-nationalistic-tone-in-inaugural-speech-1484957527

 

 

歴代の大統領と比べても、nationalism(愛国、国家主義)について言及する比率が多いのが一目瞭然だ。

 

この過激なナショナリズム思想がドナルドJトランプを大統領にならしめた一因
そして、得体の知れない無数の「メディア」が混乱の原因なんだと思う。

 

過激発言を連発してきた、トランプ大統領をめぐって人々は賛否両論の意見をぶつけてきた。トランプ大統領の「失言」が報じられるたびに、facebookなどのSNSで拡散され、やりとりはヒートアップしていった。まさに、テラスハウス放送直後みたいに。

テラスハウスの人気は、身近なようで非現実的な男女の共同生活に酔いしれる楽しさの他にも、放送についての議論を交わすことの楽しさがあるってどこかで読んだ。

 

そう、まさにトランプ劇場。

 

選挙前からトランプ氏の大統領としての質は議論されてきたし、「失言」するたびにネットは大きく盛り上がった。完全に踊らされていた。

 

本当に「自分を持っているひと」は別だが、ほとんどの人は自分の意見と思っていても、実は他人の意見を自分の意見と勘違いしていたり、自分の意見を正当化するための根拠を追い求めているように思える。

アンチトランプ派は、主流メディアがトランプ氏に批判的な報道をするたびに、ほとんどの人が同じ考えだと勘違いしきっていた。反対に、トランプ派の人たちはトランプ氏に批判的な大きなメディア(主流のTV、ニュースなど)を中傷し、小さなメディア(個人の運営するニュースメディアなど)に答えを追い求めていった。

ひと昔前には、今のように簡単に自分の知りたい情報を得ることは難しかった。でも、マスメディアが乱立して、個人の考えを簡単に発することができるようになった今では、自分の知りたい情報だけを得ることができる。

そして、ネットの普及によって、同じ意見や考えを共用できるようになったと同時に、今までは自分の中で止まっていた考えが明るみになっていって、ネットで同じ考えを持つ人とのつながりによってどんどん考えを強めていったんだと思う。

 

だれがなにが悪いってわけじゃないからこそ、なんだか恐ろしくなってくる。

 

 

この世に絶対的な正も悪もないんだよ、っていう本

映画化されてちょうど話題になっている本。読み終わったとき、正直後味悪かった。 

みんな自分の信じる道を一歩ずつ歩いて生きていても、ある人にはその信じる道が悪だったりする。いっぺん通りな考えなんてなくて、正と悪だけのふた通りな答えしかないわけじゃない。そんな本。